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18/01/13 明るくない話


(年の瀬に描いた年賀状とは似て非なる絵)

遅ればせながら、になってしまいましたが、
新年あけましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

新年早々あまり明るくない話。というわけで例によって読まなくていいです。


2010年3月に引っ越した実家が、その1年後に地震で少し傾いたまま直っていません。
お盆、正月などに実家に行くと、普段は2、3日たてば慣れるのですが、昨年の年の瀬はなぜかうまくいかず、
なんとなく気分がすぐれなくなってしまって、家の外へ出て、少し風に当たったりなどしたところ、
玄関を一歩出たその先は、見慣れぬ夜の景色ばかりで、
気晴らしにうろついてみようにも、どこへ行くあてもなく、
自分の家へ来て、なぜこんな気持ちにならねばならないのか、
なんてことを考えて妙な心持ちになるのは今に始まったことではないのだが、まあそんなどんよりとした時間が、年の瀬に少しあったのでありました。

しかし、そのくらいでどんよりしている場合ではありませんでした。
年明け、故あって常磐道を走る車に乗っておりました。常磐道は福島の、帰宅困難区域を通過します。
一定区間ごとに置かれた線量計、道路の脇や空き地に積み上げられた大量の黒いビニール袋、被せられたビニールシート、
雑草の生い茂ったかつての田んぼ、穴だらけのビニールハウス、
戸を閉めきった、屋根の崩れた、明かりのない、ひと気のない家。
通り過ぎて、明かりのついた家を見つけたとき、ほっとしましたけれど、
それって、そんなに特別なものでしょうか。


昨年は、とても恵まれた一年でしたが、
同時に、自分の人生の最終目標とは、ということについて、しばしば考えていたように思います。
その延長線で、自分が入る墓の場所の心配をしたりもしましたが。元気ですよ。

そのうちに、いつかどこかに帰る前提で生きている自分に気がついたり、
そして、その前提でしばらくきたけれども、それは決して確固たるものではないし、
もしかしたら思い込みの幻かもしれない、もうすでに幻で確定なのかもしれない、ということに気がついたり。

そんな薄暗い気持ちになってみても、
年末年始に家族と過ごす時間とか、
いただいた年賀状とか、メールとかのことを考えますと、
やっぱりもう少し粘って、頑張って生きていなければならないと思います。
いろいろ続けたいこと、区切りをつけたいこともたくさんあります。

行く先がどことなく暗く曇っているようで、明日何が起きるかわからない世の中で、
あと一日、あと一日と粘っていられますように、今年も。


そのついでに、いつか、どこかの家の灯りにほっとする日が来てくれれば、上々ではありませんかね。
別段、特別なことでもありませんけど。



…と、ここまで書いて、投稿せずに置きっぱなしてました。
いつもだと、そういう場合は、投稿せずに記事を消してしまうのですが、
そのまま忘れてしまいたくなく、せっかくなので投稿します。

この年末年始は、複雑な気持ちや、悲しい気持ちになることが、少し多かったみたいです。
でも、いつかどこかでって、結局自分がいつかどこかでって思いながらがんばっていないと、なくなっちゃうんだなあ、なんて思ったりしたので、
がんばらなくては、今年も。

一年元気でいられますように。
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